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HiroshimaEducationDayにて「プラごみでつくる!」ワークショップを開催します!

written by 余島 純

広島市中心部にある地下街「紙屋町シャレオ」のテナントスペースや、新たなビジネスや地域づくりなどにチャレンジする多様な人が集まるイノベーション創出拠点「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps(キャンプス)」を会場として、中高生などの若年層から社会人まで幅広い層をターゲットとした職業体験イベント、講座を開催いたします。

広島発のソーシャルイシューカンファレンス

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そのワークショップの一つである、ワークショップ「プラごみでつくる!」を今回はご紹介させていただきます!

ワークショップ「プラごみでつくる!」

「プラごみでつくる!」では素材をビーチクリーンで回収した牡蠣パイプを掃除し熱処理したものを使い小皿作りを行います。
誰でもでき、特別な技術や道具も必要ありません。ワークショップを通してプラスチックゴミの特性を知り知識を深め、自分の出来る事を改めて考えたり、ゴミや海との関わり方に関心を持ってもらいたいです。あるものから新しいものを見つける視点や一過性のワークショップではなくその後の自分のスキルとして身につけてもらいたいと思います。是非海に行って観察とビーチクリーンをしにいってみてください!

思いをカタチにして繋ぎ、次へとバトンを送っていきたい

私は、江田島を拠点に思いを形にする造形作家として活動をしながら、江田島市沖美町という江田島の中で、もっとも暖かく景色の美しい所にある一般社団法人フウド という所で働いています。

フウド では「海を知る、海で遊ぶ、海を考える」を活動のモットーにビーチクリーン活動、ビーチイベント開催、マリンスポーツ体験を元とした地域活性取り組み、漁業事業の見学など様々な活動を行っています。

ビーチクリーン中の景色(THE夏)

私の担当は、海のクラフトワークです。担当していく中で、私自身改めて自分の生まれ育った島の海に向き合う機会が増え、海の問題、海に携わる人の思いや、市民運動があるのを知りました。

ビーチクリーンで収集した宝物たち

また、ビーチクリーン、ワークショップをしている中で分かった事が人々の海への関わりがなくなってきているのではということです。浜に落ちている無数の牡蠣パイプのゴミが何かを知らない人達が結構いるという事を知りました。それは海に行き遊んだり観察したりする機会がなくなってきているという事だと思います。

牡蠣パイプは、牡蠣養殖で必須のアイテムです!

海は今も昔もそこに変わらずあるもの?
目の前にいつもある海は昔と大きく変わっています。取れなくなった魚、貝も沢山います。生態系も変わってきているのです。
観察していけば流れ付いているゴミからも様々なことを知る事ができます。海洋プラスチックゴミ以外にも生活ゴミの多さにも驚かされます。なぜこんなに沢山のゴミが浜にあるのだろうと悲しくなります。

最初は小さくとも未来に繋がるアクションになるよう

自分ならではの表現だって小さなアクション

ビーチクリーン、ワークショップを通して私のできる事で、皆さんに改めて「海を知る。遊ぶ、考える」きっかけとなれたらと思います。そしてビーチクリーンを拡げていけたらと思います。


この記事は寄稿記事です。

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